How to ハーブ

大豆イソフラボン・プロポリス・どくだみ・納豆キナーゼ



■大豆イソフラボン
歴史
日本に大豆が中国から渡来したのは古く、弥生時代初期といわれています。
私たち日本人はこの大豆を味噌、醤油、豆腐、納豆など、あらゆる加工食品にしてきました。その優れた栄養価が肉食を習慣としない日本人の身体を作ってきた役割は大きいもの。また、病気治療の祈願、悪疫払い、幸福の招来、妊娠や出産の祝儀、豆まきなどに用いられ、神聖なものとして食だけでなく生活や信仰にも深く係わってきました。

使用部位
種子

適応
女性ホルモン用作用、更年期症状、ストレス性ホルモンバランス、骨粗しょう症予防、動脈硬化の予防、抗うつ


イソフラボンとは、大豆の胚芽に多く含まれるポリフェノールの一種。その構造は、更年期障害の原因となる女性ホルモン「エストロゲン」とよく似ており、体内に摂取されるとエストロゲンと同じようなはたらきをします。穏やかな作用でホルモンバランスの崩れを和らげ、 更年期障害の緩和、骨粗鬆症の予防、抗酸化作用に役立ちます。
また女性の方が、男性に比べると骨粗しょう症が多く、また早い時期から発症してきます。 
女性の骨が細いことや、若い頃のダイエットの影響も考えられますが、閉経を迎え、女性ホルモンの分泌低下が起こると、女性の骨量は大きく減少してしまうことも原因となっています。
これは、女性ホルモンの1つであるエストロゲンが、骨吸収(骨が溶けること)を押さえる作用があるので、閉経を迎え、卵巣からの女性ホルモンの分泌が低下すると、急激に骨量が減少し始める為です。
さらに、女性ホルモンであるエストロゲンは、コレステロールをコントロールしています。閉経前は、血中コレステロール値の高い人の割合は、男性のほうが多いのですが、閉経後は、女性の高コレステロール血症患者の比率は増加し、男性を追い越します。そのため、動脈硬化、高血圧、心筋梗塞、脳血管障害などの危険性が高くなりますので早いうちからの予防が必要です。


※注意事項
アレルギー体質など特異体質のある方や、ホルモン補充療法(HRT)を受けている方は、ご利用前にお医者様などにご相談下さい。また、妊娠中・授乳期のご婦人、
お子様はご利用をお控えください。1日最低40mgのイソフラボン摂取で、女性に特有の症状をかなり軽減できるという結果も出ています。



■プロポリス
歴史
かつてエジプトではミイラの防腐剤として使われていました。

使用部分
蜂の巣

適応
免疫力の強、強肝、高血圧、生活習慣病予防


プロポリスは、ミツバチが巣の入り口に塗りつける物質のことで、これは強力な抗菌作用をもつので雑菌などの侵入を防ぐ働きがあります。材料は樹皮や樹液で、ハチが唾液で固めたにかわ状のものです。
ブラジルはご存知のようにジャングルに覆われています。ジャングルにはバクテリアやウイルス等ミツバチに取って害を与えるものが多く、それらの外敵から身を守るため、ミツバチはこの対策としてプロポリスを生み出すのです。それは植物にとっても同じ事で植物自身も自衛策として強力な殺菌力を持つ樹液を作り出しておりその成分がプロポリスにも反映されているのです。
プロポリスには豊富なフラボノイドが含まれ、さらにミネラル、アミノ酸、ビタミン、各種酵素など栄養が多く含まれています。



■どくだみ
歴史
民間薬としては1000年近い歴史を持つドクダミですが、江戸時代以前の本名はシブキ。その語源をたどってみれば、一度根をおろすと根絶できないほど“しぶとい草”という意味から命名されたようです。そのしぶとさの決定的な理由、それは、地下の根茎で繁殖していくというドクダミの特性にあります。

使用部分


適応
解毒、美肌、解熱、血行促進、健胃整腸、腎機能改善、をサポート
抜け毛、冷え症改善、肩こり、高血圧、動脈硬化、便秘、痔、利

「ドクダミ」という名前は"毒を矯む(矯正する)"という意味からきています。ドクダミには体内の老廃物や有害物を排泄させる作用があり、その効能は薬理的に証明されています。特に吹き出物やニキビなどの皮膚のトラブル、便秘、膀胱炎になりやすい方、血圧が高めな方におすすめです。
ドクダミの葉と茎に含まれているクエルチトリンと花に含まれているイソクエルチトリンは、腎臓の機能を高めて利尿作用や膀胱炎の症状を改善させます。また便を柔らかくして排泄しやすくしたり、毛細血管を活性化して腸の動きをよくすることにより、排便を促します。また、クエルチトリンには腸内の有害物質を排除する働きもあります。ドクダミ独特のにおい成分であるデカノイルアセトアルデヒドには強い抗菌作用があり、色素成分であるクロロフィルには皮膚組織を再生する作用があります。吹き出物の化膿やニキビの痕を治してもとの状態に戻すのに役立ちます。また、ドクダミの毛細血管を丈夫にする働きは、新陳代謝を促進し生き生きした肌をつくり血管壁も破裂しづらくします。それは、血圧降下にも役立ちます。
さらにカリウムも含まれて血圧を上昇させるナトリウムの排泄を助けます。その他、緩下作用と利尿作用によって体内の新陳代謝を活発にさせるので、抜け毛、冷え性、痔、肩こりなどにも効果があります。

※注意
摂り過ぎると、下痢を起こす事があります。サプリメントでの摂取は1日の目安量を守ってください。
皮膚のトラブル、便秘、膀胱炎などの繰り返しあらわれやすい症状や、改善に比較的、長い期間が必要な高血圧などの症状に安心して利用できるサプリメントです。


■納豆キナーゼ
歴史
1000年の歴史があり、中国では「鼓」(シ)という食品が食べられていました。
この鼓こそ、麹菌納豆です。鼓の伝来時期は明らかでありませんが、本格的に
作られるようになったのは、奈良時代のことではないかと考えられます。

使用部分
大豆全体

適応
免疫力を高める、整腸、動脈硬化予防、脳血流、認知症予防、糖尿病、高コレステロール等、
抗アレルギー、花粉症、便秘老化防止、高血圧予防


納豆菌はナットウキナーゼといっしょに必ずビタミンKを産生しています。
また、皮に含まれるビタミンK(ネバネバ物質)は、納豆全体の、250倍といわれています。
納豆キナーゼには、血栓溶解剤ウロキナーゼの数倍の血栓溶解力があります。
これほど強力な物質には、副作用があって当然です。しかし、納豆には副作用はありません。そして、血栓をできにくくする働きもあります。血栓とは、血液中にできる血の塊で、血管を詰まらせる原因になります。血管が詰まると脳梗塞や心筋梗塞など身体にさまざまな障害を引き起こします。納豆キナーゼは血液が固まらないように作用するため、これらの病気の予防に役立ちます。
また、血圧が高め、血液中のコレステロール値がやや高い、血糖値が高いなどの症状のある方や、タバコを吸う習慣やストレスの多い生活をしている方も、血栓ができるリスクが高いといえますので、おすすめです。

※心臓系、血管系の病気で、ワルファリンを処方されている方は医師の相談の上摂取する事。

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